ノースウエスト航空ジャンボ機が千葉県銚子沖の上空で乱気流に巻き込まれ、乗客乗員43人がけがをした事故で、国土交通省運輸安全委員会は21日、負傷者や機長、客室乗務員から事故に至った経緯や機内の様子について聴取した。千葉県警も同日、機長らから個別に聴取した。
聴取後の取材に応じた同委員会の小松了調査官は、入院した負傷者4人と乗員3人から聞き取りをしたことを明らかにしたが「具体的な内容は言えない」とした。今後、ノース社の運航担当者からも当時の状況について聴く方針。
同委員会は前日に続き機体の外観を確認したが、特に異常はなかったという。