北海道内は発達する低気圧の影響で、21日も朝から交通機関のダイヤが乱れた。午前8時半までに、JRは札幌と稚内や網走を結ぶ特急など180本以上が運休。新千歳空港発着の国内線は50便以上が欠航を決めた。
JR北海道によると、猛吹雪で線路の除雪が間に合わない状況。札幌市内では地下鉄での代替輸送を行っている。
国土交通省新千歳空港事務所によると、滑走路の除雪は終わったが、強風のため、出発前の航空機についた氷を取り除く作業ができず、欠航が相次いでいるという。
【写真説明】発達した低気圧の影響で大荒れとなった札幌市の中心部=21日午前9時15分