【ニューヨーク20日共同】20日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は金融市場の混乱の長期化懸念から大幅続落し、下げ幅が一時150ドルを超えた。午前11時20分現在は前日比137・39ドル安の7328・56ドル。ハイテク株主体のナスダック総合指数は10・58ポイント安の1432・24。
経営不振に陥った米銀大手が国有化されるとの観測が根強く、金融株を中心に幅広い銘柄が売られた。シティグループは20%以上急落する場面もあった。米証券筋は「経済の先行きへの不安感から買いを手控えている投資家が多い」と話した。