米政府管理下で再建中の米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)傘下にあるAIGエジソン生命保険(東京)とAIGスター生命保険(東京)2社の最終入札が今月27日にも実施されることが20日、分かった。
米保険大手のプルデンシャルやカナダの保険大手マニュライフが名乗りを上げているが、プルデンシャルが有力とみられている。
売却が実現すればAIGが検討している資産処分では最大規模となる。
金融危機で経営が悪化したAIGは経営再建のため損保事業に集中する方針を打ち出しており、AIGエジソンとAIGスターに加え、日本で展開する生保事業のアリコの売却交渉も進めている。