【エルサレム21日共同】イスラエル軍によると、同国北部に21日、レバノン南部から発射されたロケット弾が着弾し、女性1人が軽傷を負った。イスラエル軍は報復としてレバノン領を砲撃した。レバノンからイスラエルにロケット弾が発射されたのは1月以来。
レバノン南部ではイスラム教シーア派民兵組織ヒズボラやパレスチナ武装組織が活動しているが、発射を認める声明は出ていない。1月のロケット弾攻撃は、イスラエル軍のガザ攻撃に反発するパレスチナ武装組織が行ったとみられている。
レバノンからの報道によると、発射されたロケット弾は2、3発で、このうちの1発がイスラエル領に着弾した。イスラエル軍はレバノンに少なくとも6発の砲弾を撃ち込んだが、死傷者は出なかった。