25メートルプールで争う競泳の日本短水路選手権第1日は21日、東京辰巳国際水泳場で行われ、男子200メートル背泳ぎで北京五輪5位の入江陵介(近大)が1分49秒92の短水路日本新記録をマークして初優勝した。従来の記録は入江自身が昨年11月に出した1分51秒34だった。
女子200メートル背泳ぎは北京五輪代表の伊藤華英(セントラルスポーツ)が2分3秒01の短水路日本新で初制覇した。男子100メートル平泳ぎは立石諒(キッツウェルネス藤沢)が、北島康介(日本コカ・コーラ)の短水路日本記録の57秒62を破る57秒55で初優勝した。
北川麻美(早大)は女子100メートル個人メドレーの予選と決勝、100メートル平泳ぎ決勝で3度短水路日本新記録をマークした。この日は合計で15の短水路日本新記録が生まれた。