オリオールズの上原が、今回のキャンプ初の抜き打ちのドーピング検査の対象者に選ばれ、同僚数人とともに尿検査を受けた。
朝、球団施設に着いた際、検査の実施を知らされたそうで、同僚と施設内の別棟に移動して採尿。検査自体は日本でも経験があり「やり方はほとんど一緒」と話した。だが、不正を防ぐためなのかどうか「(検査に立ち会う担当者に)全部見られていた。日本では後ろにいたんですけどね。(自分たちの)格好もほぼ全裸でしたし…」。正面からの“監視”に面食らった様子だった。
練習は21日のフリー打撃登板を控え、キャッチボールと守備練習とランニングだけのメニュー。全体練習後、サブグラウンドの外野を走り込んだ上原は「(打撃投手では)真っすぐを重点的に投げたい。納得いくボールが投げられるかどうかです」。打者を立たせての投球が待ち遠しそうだった。(フォートローダーデール共同)