山形県内各地で、温室産のサクランボが開花時期を迎えた。
温室内は直径3センチほどの純白の花が咲き乱れ、ほのかに甘い香りが漂う。
河北町の小山田茂さん(57)方では、気温を約18度に保った温室の中で、「佐藤錦」の花にミツバチなどを使い授粉する作業に追われていた。
出荷は4月下旬〜5月中旬で露地物より約1〜2か月早い。価格は露地物の約3倍という高級品で、小山田さんは、「不況で売値は下がるだろうが、温度管理に十分気を配っているので、味には自信がある」と話す。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090221-OYT1T00828.htm