横浜地検川崎支部は二十日、大麻取締法違反(所持)の罪で、大相撲元若麒麟の
起訴状では、鈴川被告は一月三十日、東京・六本木の音楽CD販売会社事務所で大麻約五・六九グラムを所持していた、としている。
神奈川県警によると、鈴川被告はこれまでの県警の調べに「葉巻と混ぜて吸っていた。逮捕前に二度吸った」などと供述。大麻以外の覚せい剤やコカインなど違法な薬物の尿検査では陰性反応だった。
鈴川被告は昨年九月、日本相撲協会が実施した大麻使用の有無を確認する尿検査を受け、三度目の検査で陰性が確認されていた。
鈴川被告とともに大麻所持容疑で逮捕された音楽CD販売会社社員(30)と、別の人物への大麻譲渡容疑で逮捕された同社社員(21)はいずれも処分保留で釈放された。