横浜地検川崎支部は20日、大相撲の元若麒麟・鈴川真一容疑者(25)を大麻取締法違反罪(所持)で横浜地裁川崎支部に起訴した。
捜査関係者によると、「自分が吸うために持っていた」と起訴事実を認めているという。
鈴川容疑者と一緒に同法違反容疑で現行犯逮捕されたミュージシャンの平野力さん(30)は同日、処分保留で釈放された。
起訴状によると、鈴川容疑者は1月30日、東京都港区六本木の音楽制作販売会社の事務所内で乾燥大麻約5・7グラムを所持したとされる。
平野さんは、鈴川容疑者と共同で大麻を所持していた疑いで逮捕されたが、当日は大麻が見つかった部屋の隣室におり、容疑を否認していることから、横浜地検は「現時点で共犯関係の成立を認めるに足りる証拠がない」と判断した。
また、今回の事件の端緒となった別の事件で、同法違反(譲渡)容疑で逮捕された東京都品川区の男性(21)も20日、処分保留で釈放された。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090220-OYT1T00893.htm