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2009年02月20日(金) 12時06分

秋田「しょっつる」を世界の味に、まずはパスタ試食を読売新聞

 アンチョビーならぬショッツルのパスタはいかが?──。ハタハタで作った魚醤(ぎょしょう)「しょっつる」をパスタやソースなどに利用し、イタリア料理を作る体験ツアーが来月5日開かれる。

 秋田県が初めて企画した。

 ツアーでは、男鹿市の醸造所でしょっつるの製造過程を見学後、料理教室に参加。メニューは、しょっつるで味付けした春野菜のパスタ、オリーブオイルなどで風味をつけた特製しょっつるソースで食べる海鮮素揚げの2種類。

 一足早く試食した県の担当者は「魚のうまみが凝縮され、まさに地中海風」と太鼓判を押す。体験ツアーが参加者に好評であれば、今後、フランス料理や中華料理にも使う考えで、しょっつるの「世界デビュー」がかかっている。

 参加費1000円。先着20人。問い合わせは秋田県秋田地域振興局(018・860・3313)へ。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090220-OYT1T00102.htm