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2009年02月20日(金) 20時58分

東証指数、バブル後最安値 25年1カ月ぶりの水準中国新聞

 二十日の東京株式市場は、世界景気の一段の悪化や、欧米の金融不安が再燃するとの懸念から幅広い業種が売られた。全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)の終値は、前日比一二・〇六ポイント安の七三九・五三と、二〇〇八年十月二十七日に付けたバブル崩壊後の最安値七四六・四六を下回り、一九八四年一月初旬以来、約二十五年一カ月ぶりの水準に落ち込んだ。

 日経平均株価(225種)も、一四一円二七銭安の七四一六円三八銭と、〇八年十月二十七日のバブル後最安値七一六二円九〇銭に迫った。出来高は約十八億九千三百万株。

 前日の米株式市場の下落を嫌気し、朝方から売りが先行。午後に入り、平均株価、TOPIXともに下げ幅を拡大する展開となった。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200902200227.html