唐津市の国特別名勝「虹の松原」を白砂青松として再生・保全する活動が、22日から本格化する。行政や住民らでつくる虹の松原保護対策協議会(会長・坂井俊之市長)は参加を呼びかけている。
22日は午前8時半から、東の浜公園(国民宿舎「虹の松原ホテル」前)で受け付け。同9時から約2時間、森林整備のモデル地区となっている周辺の「昭和の道」一帯で松葉かき作業をする。
3月1日は午前9時から、虹の松原東側の浜崎駐車場に集合。同9時半〜11時に近くの「森林浴の森」一帯で、除草と松葉かき作業を行う。いずれも、ほうきやスコップなどの道具は準備する。
虹の松原は、約400年の歴史を誇るクロマツ林(約230ヘクタール)。近年、一部で広葉樹が侵入して白砂青松の景観の維持が危ぶまれており、2008年3月、保護対策協議会が再生・保全実行計画を策定。学校やボランティアなどの協力を見込んでいる。調整、受け付けの窓口はNPO法人「唐津環境防災推進機構KANNE」(0955・70・0303)が務める。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saga/news/20090219-OYT8T01067.htm