県観光推進課は、ワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）日本代表候補のキャンプに合わせ、会場の宮崎市の県総合運動公園と青島地区を結ぶ無料の臨時シャトルバスを２２日まで運行する。見学車両の増加に伴う国道２２０号の渋滞緩和が目的。さらに２１、２２日に予定される巨人との練習試合では５万人以上の来場が見込まれることから、「見学には公共交通機関の利用を」と呼びかけている。
ＷＢＣキャンプは１６日の開始以来、連日４万人以上の見物客でにぎわい、周辺道路が終日混雑している。予想を上回る人気とあって、県は急きょ、対応を決めた。
シャトルバスは宮崎交通「パームビーチホテル前」「青島」の二つのバス停留所で乗車でき、会場との間を午前９時〜午後４時まで随時運行。マイカー用には２０日に同地区のこどものくに駐車場（約２００台）を無料で開放するほか、２１、２２日は近くのヨドコウ駐車場（約３００台）を開放する。
市中心部からは会場へは、巨人キャンプ用臨時バス（毎日４便）と、青島・日南、油津方面行きの路線バスが１時間に２、３便運行。さらに２１、２２日午前中と両日の試合終了前後は、臨時便の運行で対応する。
一方、ＪＲでは日南線（宮崎—木花駅、運動公園駅）の利用が便利だ。同社も２２日まで、車両編成を増やしたり、臨時便を運行したりすることを検討している。
練習試合は２１日が午後１時から、２２日は午前１１時半から、いずれもサンマリンスタジアム宮崎で。両日とも午前８時頃開場する。無料。
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１９日に予定された巨人と西武の練習試合は雨のため中止となった。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20090219-OYT8T00908.htm