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2009年02月20日(金) 18時43分

マウス細胞使わずiPS細胞作成、首都大など開発読売新聞

 様々な細胞に変化できる人の「新型万能細胞(iPS細胞)」の増殖にゲル状の化合物を使う作製法を首都大学東京などの研究チームが開発した。

 感染の恐れのある動物の細胞を用いない培養法によるiPS細胞樹立は初めて。安全性の高い再生医療への応用が期待される。3月5日から東京で開かれる日本再生医療学会で発表する。iPS細胞を作製する際、細胞の栄養成分となるマウスの細胞の入った培養液が不可欠だった。しかし、この方法では、iPS細胞に未知のウイルスなど異物の混入する恐れがあった。

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20090220-OYT1T00598.htm