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2009年02月20日(金) 10時00分

ご近所2大学が包括協定中国新聞

 広島市安佐南区にある広島修道大と広島市立大は19日、教員の交流や地域貢献など幅広い分野で連携する包括協定を結んだ。直線距離で約1キロの両キャンパスの近さを生かし、相乗効果を生み出すのが目的。

 修道大であった調印式では、修道大の川本明人学長と市立大の浅田尚紀学長が協定書に署名した。川本学長は「この地域を学びの拠点にしたい。ともに地域への活動も強める」とあいさつ。浅田学長は「両大学の研究分野での特長を生かし、市の発展に貢献したい」と強調した。

 図書館や研究施設の相互利用を推進するほか、研究分野では修道大の法学部国際政治学科と市立大の広島平和研究所の連携などが想定される。

【写真説明】協定書を交わし、握手する川本学長(右)と浅田学長

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200902200021.html