福山市教委は19日、市立誠之中の進路指導担当の男性教諭(54)が、3年生178人分の名前や受験校などを記録したUSBメモリー2本を紛失したと発表した。
市教委によると、メモリーは教諭の私物で、首に掛けるストラップに付けていた。2本とも校長には無断でデータをコピーしていた。1本には3年生の名前や受験校の合否結果、進路予定などを保存していた。
教諭は授業用画像が入ったもう1本のメモリーを、2時間目の授業で使用。その後、ズボンのポケットへ入れたが3時間目の終了後、メモリーが2本ともないことに気付き校長らに相談。校内を探し、渡り廊下でストラップだけが見つかった。同中は福山東署へ盗難届を提出した。