廿日市市下平良のはつかいち美術ギャラリーで19日、海を題材に創作活動を続けている洋画家の三原捷宏さん(67)=広島市佐伯区=の油絵作品を紹介する「潮騒を描く 三原捷宏展」が始まった。3月8日まで。
17歳で油絵を始めた三原さんが50年間に描いた作品から、代表作57点を展示。出雲市の日御碕の荒れた海の波しぶきを表現し、第38回日展で内閣総理大臣賞を受賞した「海風」や瀬戸内海の穏やかさを描いた「夏の終り」などが並ぶ。
この日は三原さんによるギャラリートークも行われ、多くの美術ファンが訪れた。
【写真説明】日本海や瀬戸内海を描いた大作が並ぶ三原さんの作品展