果実や花の栽培、加工を手掛ける尾道市向島町の「万汐(まんちょう)農園」(濱浦志保香代表)は21日、三原市深町に所有する観光梅林を開園する。
約2ヘクタールの山の斜面に広がる梅林には、約1000本の梅が並ぶ。現在は5分咲きで昨季に比べ2週間ほど早く、3月上旬に満開となる見通し。赤やピンクの梅の苗木やスイセンの球根も園内に植えた。
梅林は、濱浦代表の父故一三さんが1965年から40年以上かけて整備。多くの人に見てもらおうと、昨年から一般の花見客を受け入れ始めた。
【写真説明】梅の咲き具合を確かめる濱浦代表