山口県周防大島町の観光協会理事ら有志が19日、柳井市との間に架かる大島大橋を潮流発電でライトアップするプロジェクトを始めた。地元の大島商船高専も協力する。大畠瀬戸の潮流で発電する試作機を1年以内に完成させ、3年以内の実現を目指している。
「元気力発電プロジェクト」と銘打って、電気工事、機械設備設計など、さまざまな職業の10人が取り組む。最大7ノットといわれる大島大橋下の大畠瀬戸に発電機を沈め、スクリューの回転で電気を起こす仕組み。橋を照らし、「夢のある明るい周防大島」のイメージをアピールする。
ただ、発電量や具体的な設置場所、予算などは未定という。
【写真説明】潮流発電機のイメージ図