江戸時代の建物が残る福山市鞆町で、商店や民家にひな人形を飾る「鞆・町並(まちなみ)ひな祭」が19日、始まった。3月22日まで、最大100カ所でひな飾りを楽しめる。
初日はメーン会場の市鞆の浦歴史民俗資料館をはじめ、特産の保命酒の店や喫茶店など約60カ所に、江戸—昭和のひな人形が飾られた。町が舞台とも言われる映画「崖(がけ)の上のポニョ」にちなみ、土産物店にはポニョびなも登場。土日の28日、3月1、7、8日には、坂本竜馬が宿泊した町家も公開される。
【写真説明】商店に飾られたひな人形を楽しむ観光客(撮影・増田智彦)