三次市三良坂町の三良坂平和美術館で、所蔵作品を紹介する「美(み)てみん彩(さい) 名品展」が開かれている。
広島県北の作家を中心に、16人の油彩や日本画、書など計29点を展示。灰塚ダムの湖底に沈んだ集落を記録した故馬屋原操さんの水彩画、独特のタッチと色使いで港の風景を切り取った故大田忠さんの油彩、墨で桜や不動明王を大胆に描いた故竹澤丹一さんの作品など、力作が並ぶ。3月8日まで。一般150円、高校生100円、中学生以下無料。月曜休館。同館=電話0824(44)3214。
【写真説明】個性あふれる作品を鑑賞する来館者