女子高生に現金を渡しわいせつな行為をしたとして、警視庁新宿署は20日までに、児童買春・ポルノ禁止法違反の疑いで東京国税不服審判所国税審査官、久留一浩容疑者(42)=埼玉県所沢市=を逮捕した。
同審判所によると、久留容疑者は東京国税局で「マルサ」と呼ばれる査察部門に約10年間勤務し、脱税を摘発する仕事に携わっていたという。
逮捕容疑は昨年11月、新宿区歌舞伎町のホテルで、出会い系サイトで知り合った女子高校生が18歳未満であることを知りながら、現金数万円を渡し、わいせつな行為をした疑い。
新宿署によると、久留容疑者は「18歳未満とは知らなかった」と容疑を否認している。
久留容疑者は1984年に東京国税局に採用され、07年から同審判所に出向している。
同審判所は「事件が事実とすれば、公務への信用を損なうことで誠に遺憾。職員の綱紀の保持を一層徹底する」とコメントしている。
(2009年2月20日20時32分 スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090220-OHT1T00282.htm