JR九州は20日、利用者アンケートなどを基にした九州の駅弁ランキングを発表、1位には2年連続で嘉例川駅(鹿児島県霧島市)などで販売する「100年の旅物語『かれい川』」が選ばれた。
今年で5回目。駅弁を販売する会社でつくる九州鉄道営業会などが推薦した駅弁50種類をエントリー。はがきやインターネットで利用者約1万5000人による投票で15種類に絞り、野菜ソムリエの王理恵さんら審査員がランク付けした。
「かれい川」は、地元産サツマイモに野菜を混ぜ衣をつけて揚げた郷土料理「がね」や炊き込みご飯を竹皮の折り箱に詰めた。JR九州の石原進社長は「食材も器も手作り感や地域色いっぱいなのが歓迎されている」と講評した。
2位は大分県別府市のカフェ「TAKEYA」が販売する「別府湾弁当『たみこの夢』」で、初のトップテン入り。3位は昨年2位だった熊本県・八代駅などで販売する「鮎屋三代」。
王さんは「その土地のお母さんがつくったような、派手さはなくても温かみがあるものが求められている」と話した。
(2009年2月20日18時17分 スポーツ報知)
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