米コンサルティング会社アーバンサイエンスは19日、2008年の米自動車販売店の閉鎖が881店に達し、データがある1991年以降で最大の減少幅になったと発表した。自動車不況でゼネラル・モーターズ(GM)など米ビッグスリー(自動車大手3社)の不振が深刻化し、閉鎖が相次いだ。
今年1月時点は全米で約2万店で、91年以降では最少となった。08年の同時期よりも約4%減少した。
08年秋以降、金融危機の深刻化や個人消費の冷え込みの影響で米新車販売が急減し、販売業者の業績が急速に悪化。経営危機に陥った米3社が販売網のリストラを急いだことも響いた。閉鎖した販売店の約8割が米3社の車を扱っていたという。(共同)
(2009年2月20日11時05分 スポーツ報知)
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