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2009年02月20日(金) 13時57分

新潟県、不正経理を一転認める 単年度で1億円東京新聞

 新潟県は20日、昨年12月に発表した2007年度の納品遅れや発注遅れなどの年度区分の誤りに伴う支出約1億400万円について「県に損害はないが不適正」と、これまでの説明を一転させて不正経理だったことを認めた。

 昨年末の県出納局の自主調査で判明。当初は「予算を使い切らなければならないと思い込んだ職員も多く、やむを得ない面もあった」と釈明、不正経理とは認めていなかった。

 年度末までに使い切れなかった予算を使い切るため、4月に入ってから発注したり、年度末の発注で、納品に間に合わなかったりしたという。

 県は、職員の意識改革や年度区分の適正化、検査態勢の強化を図り、再発防止に当たるとしている。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009022001000367.html