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2009年02月20日(金) 12時27分

京都、「エコ」よりエアコン 八幡市、国の補助金返還東京新聞

 京都府八幡市は、二酸化炭素(CO2)削減のため、環境省の「学校エコ改修事業」のモデル校として、市立男山第2中学で進めていた外壁の二重化などの事業の中止を、20日までに決めた。

 来年度から全市立中学にエアコンを設置する。国の補助金約2100万円は返還する。市教育委員会は「学力向上のため学習環境整備を優先した」と説明している。

 環境省によると、全国のモデル校18校のうち、補助事業の中止は今回が初めて。

 同市によると、この事業は、二酸化炭素(CO2)削減を目指し、指定されたモデル校の改修工事に国が補助金を交付。学校にエアコンを設置せず、屋根や外壁を二重にして断熱効果を高め、省エネを可能にする総額約6億円の事業を、2007年度から3年間で計画していた。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009022001000282.html