2016年夏季五輪の東京招致支援のため超党派国会議員でつくる「2016年オリンピック日本招致推進議員連盟」は20日、緊急総会を国会で開き、宙に浮いている五輪招致を求める国会決議を2月中に実現するよう訴えた。
会長の森喜朗元首相は「議連として内心じくじたるものがある。2月末までには何とか決議をしてもらいたい」と強調。石原慎太郎東京都知事も「国会決議という一番肝心の支援が加われば盤石の戦いができる」と支援を求めた。
総会には民主党の羽田孜元首相ら衆参両院議員のほか、レスリングの浜口京子選手、柔道の谷本歩実選手ら北京五輪のメダリストも出席した。
与党は決議案を提示し早期採決を求めているが、民主党は「党内外の機運が盛り上がっていない」と拒否している。