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2009年02月20日(金) 23時08分

米消費者物価0・3%上昇 1月、前年同月比は横ばい東京新聞

 【ワシントン20日共同】米労働省が20日発表した1月の消費者物価指数(季節調整済み)は、前月比0・3%上昇した。ガソリンなどのエネルギー価格の値上がりが主な要因で、6カ月ぶりにプラスに転じた。

 前年同月比(季節調整前)は横ばいで1955年8月(0・4%下落)以来、約53年半ぶりの低い伸び。米国は2007年12月から景気後退(リセッション)期に入っており、経済悪化に伴う物価上昇圧力の減退が鮮明となった。

 月ごとの変動が大きい食品とエネルギーを除いたコア指数は0・2%の上昇、前年同月比(季節調整前)では1・7%上昇した。

 品目別にみると、ガソリンが前月比6・0%上昇、エネルギー全体が1・7%上昇した。食品は0・1%値上がりした。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009022001000924.html