トヨタ自動車は20日、1月19日に発表した高級車「レクサス」ブランドで初のスポーツタイプ多目的車(SUV)「RX350」と「RX450h」の1カ月間の受注台数が合計で約2500台になったと発表した。650台の月間販売目標に対し、4倍近くと好調な受注状況だ。
世界的な不況で新車販売が激減する中、最も安いモデルでも460万円するRXの思わぬ売れ行きに、トヨタの広報担当者は「一筋の光明が見えた」と話している。国内では高級SUVがまだ少ないことが好調の理由のようだ。
60代以上が多かったこれまでのレクサス購入層とは異なり、30代以下が約4割を占めているという。