【リベレツ(チェコ)20日共同】ノルディックスキーの世界選手権第3日は20日、チェコのリベレツで行われ、今大会から採用され、ノーマルヒル(HS100メートル、K点90メートル)を使ったジャンプ女子の日本勢は振るわず、渡瀬あゆみ(神戸クリニック)が2回目に90・5メートルを飛んで197・5点の10位となったのが最高だった。
リンゼイ・バン(米国)が2回目に最長不倒の97・5メートルを記録して243・0点で優勝した。14歳の伊藤有希(北海道・下川中)は17位、竹田歩佳(北翔大)は21位、山田いずみ(神戸クリニック)は25位に終わった。
距離の男子15キロクラシカルは、この種目で五輪2大会連続金メダルのアンドルス・ベールパル(エストニア)が38分54秒4で優勝した。本田尚平(自衛隊)は44位、恩田祐一(栄光ゼミナール)は61位だった。
19日に中止となった複合個人の後半飛躍(HS100メートル、K点90メートル)には、前半距離(10キロ)で7位につけた小林範仁(東京美装)のほか、湊祐介(東京美装)や高橋大斗(土屋ホーム)加藤大平(サッポロノルディックク)が出場し、上位を狙う。