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2009年02月20日(金) 00時00分

ヘリ墜落に備え 立川で合同訓練読売新聞

ヘリからけが人を運ぶ訓練をする消防隊員ら(立川市の広域防災基地で)

 東京消防庁と警視庁、陸上自衛隊、災害医療センターの4機関は19日、立川市の「立川広域防災基地」で、ヘリコプターが墜落事故を起こしたとの想定で、初めて合同訓練を行った。緊急時の連携を強化することが狙いだ。

 調布市の調布飛行場で昨年9月、軽飛行機が滑走路をオーバーランしたことが合同訓練のきっかけ。

 訓練には4機関から計約215人が参加し、ヘリ4機や、消防車や救急車など約50台が出動する大がかりな訓練となった。多数の負傷者が出たとして、災害医療センターから、災害現場などで救命措置を行う医師や看護師らのチーム「DMAT」も派遣された。

 東京消防庁第8消防方面本部の入江正剛本部長は「本日の訓練を検証し、より良いものに修正しながら今後に生かしたい」と講評した。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyotama/news/20090219-OYT8T01164.htm