大阪・上宮高野球部の監督が昨年6月に3年生部員を殴り、部員は脳振とうと診断されていたことが20日、分かった。
日本高野連によると、監督は昨年6月の練習試合で部員を殴り、その際に部員はバックネットの支柱に頭をぶつけ、病院で脳振とうと診断された。同校では8月に事態を把握していたが高野連に報告せず、監督は夏、秋の大会に出場した。学校側は12月に入ってから、監督を14日間の出勤停止と2カ月間の指導禁止処分としたという。
この日、学校から報告を受けた大阪府高野連は、監督と野球部長に対し謹慎を指示。3月13日に行われる日本高野連の審議委員会で、あらためて処分が審議される。