中川昭一前財務相が、辞任の原因となったローマでの先進七カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)閉幕後の記者会見後に、バチカン市国の博物館などを見学していたことが十九日、分かった。見学中、中川氏は会見での自らの言動について特に気にする様子はなかったという。
見学は十四日の午後四時ごろから約二時間。政務秘書官、財務省の玉木林太郎国際局長、駐イタリア大使などが同行したという。
財務省が十九日、G7出張中の中川氏の行動や同伴者などの概要を説明した。
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