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2009年02月19日(木) 20時47分

効かない健康食品を会員販売、大阪の業者を業務停止6か月読売新聞

 関東経済産業局は19日、大阪市北区の健康食品販売「フォーリーフジャパン」を、特定商取引法に基づき6か月間の業務停止処分にしたと発表した。

 発表によると、同社は2003年4月に設立後、全国の公民館などでセミナーを開き、参加者に「ガンに効く」「アトピーが治る」などと虚偽の説明をして会員を勧誘。「ファースト・リーフ」と称する健康食品を会員向けに販売したが、全国の消費生活センターなどに「効能がない」「クーリングオフができない」など1000件以上の相談が寄せられていた。個人会員は昨年6月末で約11万人、2007年度の売り上げは約205億円に上った。

 同局の調べに対し、同社は「ファースト・リーフに効能はない」と認めているという。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090219-OYT1T00874.htm?from=main3