舞妓さん、春の装い披露　「京おどり」衣装合わせ（中国新聞）

2009年02月19日(木) 16時43分

　京都の花街、宮川町の歌舞練場（京都市東山区）で十九日、春恒例の公演「京おどり」の衣装合わせがあり、舞妓まいこや芸妓げいこ約四十人がパンフレット用の写真撮影に臨んだ。

　午前十時ごろ、舞台に舞妓らが集まると華やいだ雰囲気に。初舞台の富美珠ふみたまさん（17）＝広島県海田町出身＝は「しっかり練習して頑張ります。緊張しますがうれしおす」と胸を躍らせていた。

　六十回記念となる今年の演目は「都風流輝耀花苑みやこふうりゅうきようのはなぞの」。祇園祭の宵山や菜の花が咲く嵯峨野の風景など古都の四季を描く。

　期間は四月四〜十九日。茶券付きで四千五百円。問い合わせは宮川町歌舞会、電話０７５（５６１）１１５１。

【写真説明】「京おどり」の衣装合わせを行い、写真撮影に臨む舞妓ら＝１９日午前、京都市東山区