天草市浜崎町の延慶寺(えんけいじ)で、県指定の天然記念物「兜(かぶと)梅(うめ)」が見頃を迎えている。
1589年、加藤清正らによる城攻めの際、敵討ちのために夫の兜を着けて妻が出陣したが、梅の枝に兜の緒が絡まり討ち取られたとの故事にちなんで名付けられたという。
樹齢約500年。高さ約3メートル、長さ約15メートルにわたって伸びた枝に白い花が咲き、辺りはほのかな梅の香りに包まれている。今週末ごろまで楽しめそう。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20090218-OYT8T01024.htm