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2009年02月19日(木) 13時03分

オオゴマダラが呼ぶ春、次々と羽化読売新聞

順調に羽化が続くオオゴマダラ。さなぎは黄金色に見える=秋月正樹撮影

 福岡市東区のアイランドシティ中央公園内にある体験学習施設「ぐりんぐりん」の温室で、オオゴマダラの羽化が活発化し、施設内は春の雰囲気に包まれている。

 オオゴマダラは沖縄県などに分布する国内最大級のチョウで、同施設では2007年から飼育している。

 施設によると、冬の間はさなぎが羽化するまで1か月ほどかかるが、春先になると外気の影響で約2週間に短くなるという。

 施設内のガラスケースでは、「黄金のさなぎ」と呼ばれる2〜3センチのさなぎがクリップとセロハンテープでぶら下げられ、羽化を待っている。

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20090219-OYT1T00536.htm