日本やオーストラリアなど8カ国が連携して渡り鳥の保護を目指す「東アジア・オーストラリア地域フライウエイ・パートナーシップ」にツルの飛来地として加わっている周南市八代が18日、登録証の交付を受けた。
環境省野生生物課の福嶋貢史・鳥獣専門官と日本野鳥の会の金井裕主席研究員が市役所を訪れた。島津幸男市長に登録証を手渡し、「給餌に頼らず、水田でツルと農業の共存を進める八代は取り組みの先進地区だ」とねぎらった。
島津市長は「今後は、国内に限らず海外とも連携したい。八代の先進例も積極的に紹介していきたい」と意気込みを新たにしていた。
【写真説明】ツル飛来地の登録証を手にする福嶋専門官(左)と島津市長