笠岡市土地開発公社の預金を着服したとして笠岡署は18日、公社の経理担当係長を兼ねていた元市職員の同市西大島新田、無職深田琢樹(54)と、同市笠岡、同松岡繁和(62)の両容疑者を業務上横領の疑いで逮捕した。
調べでは2人は共謀。昨年4月3日—5月28日に4回、笠岡市役所の銀行出張所窓口で、公社預金口座から、別銀行の松岡容疑者が管理する口座に計525万円を振り込み横領した疑い。
2人は競輪などの遊び仲間で深田容疑者は「ギャンブルなどのため着服した」と認め、松岡容疑者は「横領金と知らなかった」と否認しているという。