庄原市総領町の総領小4年生16人が18日、高齢者能力活用センターで桃の節句を彩る伝統の「とうろう菓子」づくりを体験した。
とうろう菓子は手まり、ちょうちん、升などをかたどった和菓子で、花の代わりにウメなどの枝につるす。
市総領地区老人クラブ連合会のメンバー15人が、手まりなどの型に4色のもちを入れて焼いた。児童がはさみで形を整え、つるすための紙ひもを取り付けた。
とうろう菓子は町内の道の駅「リストアステーション」などで販売する。10個入り800円。電話0824(88)3050。
【写真説明】ウメの枝に菓子をつるす総領小児童