大手スーパーのイオンは19日、各地で計画している大型ショッピングセンター(SC)のうち7施設について、出店を取りやめるなど計画を一部見直す方針を明らかにした。茨城県笠間市のSCは出店を取りやめ、他の計画も凍結または延期する。
消費不振が深刻化する中、多額の開発費が必要なSCへの投資を抑制し財務基盤強化を図る。笠間市は2011年に出店予定だったが、茨城県側に取りやめる方針をすでに伝えた。今年春予定の千葉県野田市のSCも出店を凍結する。
千葉県木更津市、愛知県常滑市、奈良県大和郡山市、兵庫県伊丹市、福岡県大牟田市の5施設はSCのコンセプト見直しや工事の遅れなどにより、いずれも今年中のオープン予定を来年以降に延期するという。
(2009年2月19日12時01分 スポーツ報知)
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