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2009年02月19日(木) 13時27分

ウナギ産地偽装で5人逮捕 愛媛、元社長の自宅など捜索東京新聞

 愛媛県伊予市のウナギ加工会社「サンライズフーズ」(解散)による産地偽装事件で、県警は19日、不正競争防止法違反(虚偽表示)の疑いで、同社元社長大山修人容疑者(49)=松山市南土居町=と元幹部ら計5人を逮捕し、大山容疑者の自宅などを捜索した。

 県警によると、サンライズ社は2006年ごろから計約1000万匹を全国に出荷。大半は中国や国内のほかの県などから仕入れ、愛媛県産と偽装していたとみて、県警は全容解明を目指す。

 調べでは、大山容疑者らは昨年7月1日、愛媛県産でないウナギのかば焼き約1万3000匹のパックに愛媛県産と表示したラベルを張り、水産卸大手「中央魚類」(東京)に約1000万円で販売した疑い。

 大山容疑者は昨年9月、県警の任意の事情聴取に対し、出荷したウナギに愛媛県産以外が混入していたことは認めたが、意図的な偽装は否定していた。

 サンライズ社は昨年8月、農林水産省から改善命令を受け、県警が9月に関係先を家宅捜索していた。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009021801000856.html