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2009年02月19日(木) 11時30分

イオン、出店計画見直しへ 消費不振が深刻化東京新聞

 大手スーパーのイオンは19日、各地で計画している大型ショッピングセンター(SC)のうち7施設について、出店を取りやめるなど計画を一部見直す方針を明らかにした。茨城県笠間市のSCは出店を取りやめ、他の計画も凍結または延期する。

 消費不振が深刻化する中、多額の開発費が必要なSCへの投資を抑制し財務基盤強化を図る。笠間市は2011年に出店予定だったが、茨城県側に取りやめる方針をすでに伝えた。今年春予定の千葉県野田市のSCも出店を凍結する。

 千葉県木更津市、愛知県常滑市、奈良県大和郡山市、兵庫県伊丹市、福岡県大牟田市の5施設はSCのコンセプト見直しや工事の遅れなどにより、いずれも今年中のオープン予定を来年以降に延期するという。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009021901000266.html