【ワシントン18日共同】米連邦準備制度理事会(FRB)が18日発表した1月の鉱工業生産指数(季節調整後)は、前月比1・8%低下した。昨年12月分は当初発表の2・0%減から2・4%減に下方修正された。
1月の生産指数の内訳は、製造業全体では2・5%減、大手メーカーの経営状況が深刻化している自動車・同部品は23・4%減、機械装置は4・2%減と大半の項目でマイナスとなった。
設備稼働率は72・0%と前月改定値に比べて1・3ポイント低下し1983年2月(71・5%)以来の低水準。製造業は1・7ポイント低下の68・0%で、統計を48年に開始して以来の低さとなった。