【ソウル19日共同】韓国の聯合ニュースは19日、北朝鮮の金正日総書記の三男、金正雲氏が来月8日の最高人民会議(国会に相当)代議員選挙に候補者登録したことが分かったと報じた。北京にいる複数の北朝鮮消息筋の話として伝えた。
聯合ニュースによると、同筋は「権力の継承作業が本格化したことを意味する」と指摘。選挙後に正雲氏が金総書記の後継者に内定したことが公式なものとなり、4月には朝鮮労働党と朝鮮人民軍の重要な役職に就く見通しという。
同ニュースは既に、金総書記が正雲氏を後継者に指名し、こうした決定を盛り込んだ「教示」を党組織指導部に出したと報じている。