サンスター(大阪府高槻市)は十八日、ゴム製の部品が外れ、誤飲の恐れがあるとして「C&F歯みがき習慣トレーニング乳歯ブラシ」約三万本を自主回収すると発表した。これまでに誤飲などの事故報告はないとしている。
乳児が強くかんだり、熱いお湯で繰り返し洗うと、先端部の軟質ゴムが脱落する可能性があるという。
同ブラシは二〇〇五年九月以降、全国の子供用品専門店やドラッグストア、スーパーなどで約十一万本を販売。同社では店頭在庫や現在家庭で使用中の製品、三万本程度が回収可能とみている。
問い合わせは十九日から、同社お客様センター、フリーダイヤル(0120)578020。
【写真説明】サンスターが自主回収する「C&F歯みがき習慣トレーニング乳歯ブラシ」