【リベレツ(チェコ)19日共同】ノルディックスキーの世界選手権第2日は19日、チェコのリベレツで行われ、女子10キロクラシカルで28歳の石田正子(JR北海道)が首位から1分7秒1遅れの29分19秒9で、五輪と世界選手権の長距離種目で日本女子初の1けた順位となる8位と健闘した。
30歳のアイノカイサ・サリネン(フィンランド)が28分12秒8で、個人種目で初めて世界選手権を制した。夏見円(JR北海道)は44位で、柏原理子(長野・飯山南高)はリレーに向けて調整するため、棄権した。
一斉スタートの複合個人前半距離は混戦で、小林範仁(東京美装)が7位、湊祐介(東京美装)が13位と好位置につけ、高橋大斗(土屋ホーム)は36位、加藤大平(サッポロノルディックク)は37位と出遅れた。後半飛躍(HS100メートル、K点90メートル)はジャンプに強い選手に有利な状況になった。