明大ラグビー部の新監督に就任する元日本代表WTBの吉田義人氏(40)が19日、東京都内で記者会見し「目標は大学日本一」と力強く決意を語った。
全国大学選手権12度の優勝を誇る強豪も、今季は24季ぶりに同選手権出場を逃すなど、近年はライバルの早大に差をつけられている。明大OBでもある吉田新監督は「わたしのやることは強い明治を復活させること」と再建への思いを話した。
新体制は21日の練習から始動する。吉田氏は今季トップリーグで戦った横河のディレクターを務めてきたが、3月31日付で退職。明大所属となり、フルタイムでラグビー部を指導する。
吉田氏は現役時代、19歳で日本代表入りし、テストマッチ出場数は30キャップ。世界選抜にも3度選出されるなど快足トライゲッターとして活躍した。