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2009年02月19日(木) 20時14分

09年度予算案、衆院通過は首相訪米後…首相と与党幹部一致読売新聞

 麻生首相は19日、与党の幹事長、国会対策委員長と首相官邸で会談し、衆院で審議中の2009年度予算案と関連法案について、首相が訪米から帰国した後の26日以降、速やかに衆院を通過させることで一致した。

 月内の衆院通過を目指している。

 与党は首相が米国へ出発する23日の衆院通過を検討していたが、中川昭一前財務・金融相の辞任問題で衆院予算委員会の審議がずれ込み、審議時間も例年より不足していることから、見送った。

 野党は19日午前の国対委員長会談で、与党が提案した「23日採決」への反対方針を確認。19日午後の予算委分科会も欠席し、抵抗姿勢を強めた。

 このため、自民党の大島理森国対委員長は河野衆院議長と会談。関係者によると、河野氏は予算委での審議時間の不足を指摘し、大島氏も野党側に配慮する考えを示したという。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090219-OYT1T00846.htm